ネットニュース速報

＜参考記事＞

パチンコ機メーカー「三共」が制作したパチンコ台で、

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」に出て来る
戦艦や登場人物の似た映像が使われているとして、

映像プロダクション「東北新社」が、

そのパチンコ台制作に関連している５社に対して、
損害賠償を求める訴訟を起こしていました。

2006年に東京地裁の１審判決は、

「パチンコ機に使われているキャラクターは、
　宇宙戦艦ヤマトのものとは違う」

このような見解で請求を棄却していました。

アニメなどの著作権云々を言い出すと、
結構、微妙だなぁ～と思ってしまいます。

ミリ単位で全く同じ映像や画像であれば、
著作権を侵害したと言えるかと思いますが、

「似ている」
「似ていない」

「同じ」
「同じじゃない」

映像や画像の場合、
これらのラインは微妙ですよね...。

例えば、

ヤマトですけど、
実在する戦艦で「大和」がありますよね。

その実在した「大和」の写真を元に、
私がマンガっぽく絵を描いた場合、

マンガであっても、
実在する戦艦「大和」に似ているハズですが、

見る人によっては、

「宇宙戦艦ヤマト」にも、
似ていると言われるかも知れませんよね。

でも...、

私は「宇宙戦艦ヤマト」じゃなくて、
実在した戦艦「大和」を見て書いたので、

私は、
著作権を侵害した覚えはないと言うでしょうね。

しかし...、

「宇宙戦艦ヤマト」は有名なので、
頭のどこかに「宇宙戦艦ヤマト」のイメージが残っていて、

実在した戦艦「大和」を見て書いたマンガであっても、

「宇宙戦艦ヤマト」のイメージを元にして書いたからこそ、
「宇宙戦艦ヤマト」に似たのだ！

なんて言われてしまうと、

私とすれば、
どのように反論すればいいのでしょうね...？

それより...、

東北新社の控訴審ですが、

12月15日に、
知財高裁で和解が成立しました。

パチンコ台制作に関係した一部の業者が、
和解金として総額２億５千万円を支払うことになったようです。

１審では、
訴えは棄却されてたんですけどねぇ～。

＜関連記事＞
「ヤマト」に似た映像使用、パチンコ機メーカーと和解成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081215-00000064-yom-soci

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