オバマ次期大統領はアフガン増派を承認？
参考記事
大統領選の期間中にオバマ次期大統領は、
「アフガンでの仕事を終わらせる」
このように主張していましたが、
１月１３日に、
米ワシントン・ポスト紙は、
オバマ次期大統領が、
アフガニスタンに最大で３万人のアメリカ兵を増やして、
アフガン駐留部隊を
現状の倍となる６万人規模にする国防総省の計画を
とりあえず、
承認する見通しだと報じています。
選挙後に、
オバマ次期大統領は、
アフガン治安情勢の深刻化を受けて、
現状を慎重に検討しているようで、
具体的な新戦略が出てくるのは、
４月の北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議のころに、
アフガン情勢が主要議題となるため、
米ワシントン・ポスト紙は、
その頃になる見通しだとの見方を強めています。
オバマ次期政権は、
アメリカ兵を大幅に増やすことで、
アフガンの治安情勢を大きく変えることはできるとは考えておらず、
アフガン戦略を
抜本的に見直すための時間稼ぎと考えているようです。
アフガン戦争の泥沼に入り込むこととなって、
オバマ政権にとって、
この問題の取り扱い方によっては、
命取りとなる可能性もある問題ですから、
とりあえず時間稼ぎをする必要はあるのですが、
この件に関して、
日本にも何らかの要求を突きつけてくるかも知れませんね...。
さて...、
その際、民主党はどのような対応をするのか...？
オバマ新政権同様、
この問題の取り扱い方次第で民主党の運命も左右されそうですね...。
いずれにしても、
アフガンの治安情勢は、
世界を振り回しますから早急に解決させなければならないのですが...。
＜関連記事＞
オバマ次期大統領、アフガン増派の計画承認へ...米紙報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000058-yom-int
