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＜参考記事＞

広島県福山市で住んでいた
森田泰州（もりたやすくに）ちゃんが、

津田暎(つだあきら)死刑囚に殺害され、
死刑が執行させてから１０年の月日た経ちました...。

やすくにちゃんが、
殺害された当時は９才で、

津田暎死刑囚は、
死刑が執行された当時５９才でした。

この津田暎死刑囚は、

やすくにちゃんの父親の後援会のメンバーでもあり、

やすくにちゃんが入っていた
少年ソフトボールチームのコーチも務めていました。

津田暎死刑囚は、

賭け事で作った借金に追われ、
身代金目的のためにやすくにちゃんを誘い出しました。

バレンタインのチョコを買いに行こうと、
やすくにちゃんを誘ったのですが、

津田暎死刑囚は、

ソフトボールチームのコーチですから、
やすくにちゃんは何の疑いも持たずに付いて行ったのでしょうね。

その２時間後には、

津田暎死刑囚は、
やすくにちゃんを刺殺し、

その後、
８回にわたり脅迫電話を掛け身代金１０００万円を要求しました。

自分が作った借金をチャラにするために、
子供の命を簡単に葬り去ることができるような人間は、

死刑が執行されても、
何らおかしいことではないように思います。

それで、やすくにちゃんが戻ってくる訳ではありませんが、
親御さんの心情を察するに、
死刑を執行させる以外に相当する刑はないでしょうね。

やすくにちゃんの命の重さと相当する訳じゃなく、

現世にある刑で、
見合うモノを探しても見当たらず、

死刑以外には、
相当させる刑はないのでは...ということですけどね。

ただ...、

終身刑にして罪の重さに押しつぶされそうになりながら、
一生を終えさせるという方法もあるのかも知れませんが、

人を殺害した人間が、
いくら改心したといっても、

心の奥底では、
何をどのように考えているかは分かりませんから、

やはり...、
死刑ということになるのでしょうね。

ただ...、

私は、やすくにちゃんの父親の語った言葉が心に残ってしまいました。

「犯人は死刑になったら、それで終わりかもしれない。
　でも、私たちは死ぬまで事件を引きずって生きていく。
　無期懲役にされたようなものです」

残された者は、
子供と引き裂かれた思いに苛まれる日々が一生続くのですから、

父親が語った、

「無期懲役にされたようなもの」

この言葉が重いです...。

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死刑執行１０年、でも許せない...終わりのない遺族
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