殺害された妹を想って姉がしたこと...
＜参考記事＞
歌って、素晴らしいモノだですよね。
その人の思いが素直に綴られた歌って、
聴くときの状況にもよりますが、
心の中に詩が入ってきて、
色んな思いが沸いてきますよね...。
ある女性が、
自身の妹さんのことを綴った歌があります。
2004年に、
１８才という若さで亡くなった妹さんです...。
その妹さんというのは、
難病の膠原(こうげん)病を克服して、
専門学校に通うために、
故郷の長崎・的山(あづち)大島を離れて、
福岡県飯塚市で、
一人暮らしを始めていた久保田奈々さんです。
久保田奈々さんは、
2004年12月13日に遺体で見つかりました...。
一人暮らしをしていたアパートへ帰る途中、
公園に引きずり込まれ、
巻いていた赤いマフラーで絞殺されたのです...。
久保田奈々さんと、
悲しい別れをすることになった姉の久保田結花さん（26才）は、
妹である
久保田奈々さんへの思いを綴った歌を作りました。
イルミネーションがきらめく福岡市内の公園で、
１２月１８日の夜、
姉の久保田結花さんはギター１本で、
自作の「Ｎａｎａ」を歌っていました...。
今年は会社勤めをしながら、
ライブハウスや路上で歌ってきました。
インターネットで、
自身の作った曲の動画も公開しています。
偶然、曲を聴いた奈々さんの同級生が、
結花さんのサイトに、
「命日にも聴きたい」
このように書き込んだりもしています。
久保田結花さんは、
「曲を通じて色々な人に奈々のことを知ってもらえて、
自分の気持ちもようやく前を向けた」
このように話しています。
妹さんを失った悲しみを乗り越えるために、
歌が一役買ってくれたのかも知れませんね...。
♪ どんなに泣いても ♪
♪ 君が戻らないなら ♪
♪ せめてその笑顔に近づけるように笑おう ♪
きっと天国の妹さんに、
久保田結花さんの歌声は届いていると思います...。
＜関連記事＞
「奈々が生きた証し」路上で熱唱...事件で妹失った姉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000045-yom-soci
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